北軽井沢
北軽井沢を長野県だと思われている方が多いかもしれませんが、実際は群馬県の嬬恋村にあります。旧軽井沢からは、車で約30分、標高1,100~1,400Mに位置し、軽井沢よりも多くの自然があり、その自然の中に、別荘が多く点在しています。また、ドックランや乗馬、さらに温泉などの多くの観光スポットがあります。特に夏場は、暑く混雑する軽井沢を避けて、北軽井沢の別荘でペットと一緒に一夏をゆっくり過ごす別荘族が多くいらっしゃいます。
北軽井沢は大正時代に草軽鉄道が開通し、昭和初期には避暑地、別荘地、そして、観光地としてけっこう賑わっていたようです。
北軽井沢交差点の近くには、廃線となった草軽鉄道の駅舎が残っており、当時の様子をしのばせています。
古くは、北軽井沢という地名ではありませんでした。名前の由来は大正時代、地蔵川という名前だった場所に大学村をつくった際に、「北軽井沢」という名前で呼んだのが始まりです。その後、これが広まり定着したため昭和61年に長野原町は南部地域の地名を北軽井沢に変更しました。